職長教育を随時受付中です!お一人から出張講習承ります♪まずはお問い合わせください!

本音で生きる

ホリエモンこと堀江貴文さんが2015年に書かれた本です。10年前の本ですが、今読んでも全く古さを感じさせません。むしろやっと時代が追いついてきたって感じです。「生きたいように生きたい」、「人生に後悔したくない」けど、思うように生きられていない方に是非読んでもらいたい本です。

本音で生きるために大事なこと

どうしたら本音で生きられるようになるのか、ポイントが3つ挙げられています。

  • 言い訳しないこと
  • バランス(安定)を取ろうとしないこと
  • 「自意識」と「プライド」を捨てること

これを私なりの解釈でさらに2つにまとめると、以下のようになりました。

  • 「プライド」を捨てること
  • 「安定」を捨てること

「プライド・安定」の影響

人間関係と仕事を例として、「プライド・安定」の影響を見てみましょう。

人間関係

「私は人に好かれている」、「私は人に好かれたい」といった「プライド・安定」に執着すると、それを守ろうとする気持ちが強く働きます。人に嫌われることによって、安定やプライドを失いたくないからです。そして、「人に嫌われたくないから、本音を言ったり、やりたいことを諦めよう」となります。人の反応を気にしすぎて、何もできなくなるわけです。

仕事

同様に、「私は仕事ができる」、「私は仕事ができなければならない」といった「プライド・安定」に執着すると、それを守ろうとする気持ちが強く働きます。仕事で失敗することによって、安定やプライドを失いたくないからです。そして、「失敗したくないから、行動をやめよう」となります。結果を気にしすぎて、何もできなくなるわけです。

人は、「プライド・安定」に執着し、これを失って、傷つくことを恐れます。そして、行動や変化することを拒絶します。その結果、「やらない」という判断をします。これによって生きたいように生きるチャンスを失います。また、よく言い訳をするのは、そういった判断を正当化して、自分を守るためです。このように、「プライド・安定」が根本的な原因となって、本音で生きることを難しくしています。したがって、本音で生きるためには、「プライド・安定」から自由になることが必要です。

「プライド・安定」から自由になる

では、どのように考えれば、「プライド・安定」から自由になって、やりたいことをできるようになるのでしょうか?

こちらも、人間関係と仕事を例として、見てみましょう。

人間関係

人間関係の場合は、「他人のことはほうっておけ」です。

相手が自分のことをどう思っていようが、それは相手の問題です。自分の人生には関係ありません。また、相手と意見が違っていても、嫌いになる必要はありません。たかが話題の意見が違うだけで、相手を全否定してしまうのもおかしなことですよね。人間は白黒で割り切れるものではありません。

したがって、他人と意見が違っていてもいいし、最低限の礼儀を外さなければ、本音を言ってもいいのです。そして、他人に何と思われようが、やりたいようにやればいいのです。他人を気にして、やりたいことをあきらめる必要はありません。

仕事

仕事の場合は、「バカになって、自然体で一歩踏み出そう」です。

成功するかどうかは、やってみないと分かりません。また、やらなければ成功することは永久にありません。だから、とりあえずやってみることが大事なのです。その時に、自分はバカだと思えば、開き直って、行動に集中できます。プライドを捨てて、鎧を脱ぎ、気取らず自然体で、一歩踏み出してみる。最初は小さなことからチャレンジして少しずつ自信をつけていきましょう。

「プライド・安定」は幻想

この世には、完璧な人はいません。また、安定した人生なんてありません。みんな、失敗しながら生きている、そして、不安定な人生を生きている。

つまり、プライドや安定は、自分で作り出した思い込み、うぬぼれ、幻想なのです。本当は存在しないものに執着して、好きなように生きるための行動ができないなんて、ばかばかしくないですか?

失敗したときには、プライドを失ったり、不安定さを感じてしまうこともあるでしょう。でも、それを怖がって、何も行動しないことの方が問題でしょう。ありもしない幻想を守るために、行動しない選択をして、成長するチャンスを逃しています。

何かを得ようとして行動することには、必ずリスクを伴います。逆に、リスクのない行動から得られるものも少ないでしょう。何かを得るために、それ相応何かを捨てる勇気を持つ。これは世の中のルールです。

やりたいことを全部やるために

あとはどんどん行動するだけです。すぐに行動できるマインドに変化するとやりたいことがたくさん出てくるはずです。一方、時間は有限なので、無駄なことに時間を費やしている余裕はありません。そんなときは、以下の2点を心がけてみましょう。

  • 常に時間の使い方を最適化する
  • スピーディーに動く、動きながら学ぶ、アウトプットする

常に時間の使い方を最適化する

自分が大事だと思う活動、コアバリューに集中して時間を使いましょう。それ以外の重要でないことは、やらないと決めるか、他人にアウトソースしていきましょう。

仕事を常に効率化できるように改善していきましょう。無駄だ、面倒だと感じることがあれば、それを解決する手段を考えることを習慣にしましょう。

面白いことをやっている、自分のやりたいことに近いことをやっている人を見つけたら、その人の活動をじっくり観察し、まずは同じことをやってみましょう。他人をまねることも早く上達する方法です。

スピーディーに動く、動きながら学ぶ、アウトプットする

容易に必要な情報を入手しやすくなった今の時代は、知っているだけでは、何の価値にもなりません。重要なのは、それを実行して形にできるかです。

やりたいことが見つかったら、まずは動いて形にしてみること。足りない知識があれば、動きながら勉強しましょう。そもそも、やったことがないのに、どんな情報があれば十分かは分かるわけがありません。

小さなことから行動に移して、どんな形でもいいのでアウトプットすることが重要です。

まとめ

本音で(生きたいように)生きるためのポイントをまとめます。

  • 他人にどう思われようが、自分には関係ない。
  • 行動には必ずリスクが伴う。ただし、行動しないリスクも自覚すべき。
  • 小さなことでも一歩踏みだせば、人生は変わる。

あれこれ考えて動けないのは、本当にもったいない。
考えるのは、ほどほどにして、まずは行動してみよう。

error: Content is protected !!